サワー沢口のいい加減なまんが
第5回 「バクストンチン君vsワルネチ」「アンジョリーナ ジェリー」
脱力具合が好きです。最初の方は絵がいい加減すぎて読む気を喪失させてくれましたが、コマの所々から「実は凄く描ける」という事がわかります。
今回の『バクストンチン君vsワルネチ』の1コマ目のカメラによる効果音である「パシャ!」の書き文字。
数あるカメラによる効果音の中でも、この「パシャ!」はかなりレベルが高いのではないだろうか。
キャラクターのデザインを見ても、何か懐かしさのような物を感じて好感が持てる。
例えばバクストンチン君。何か得体の知れない動物の様だが、その見てくれは昔の掃除機そっくりだ。
ワルネチというネーミングセンス。レオタードを履いている所をみると、もしかしたらコマネチからとったのかも知れない。
どちらにしろオーバーサーティー世代の心に強からず弱からず、タイトル通り微炭酸なノスタルジーを残してくれる作品だと思う。
2作目の『アンジョリーナ ジェリー』に関しては 私は理解できなかったので何も書けない。
2007-08-15 11:48
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